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安田ヨウコ
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***
おくればせながら村上春樹の1Q84という小説を読みました。
最近読書らしい読書をしていなかったのですが、
寝不足になるくらい一生懸命読みました。

読ませるなぁ!と、改めて感心。
とっても面白かったです。

それで、そういえばこの本って賛否両論だったんだよな
ってことを思い出して、
アマゾンのコメントを観てみたら驚きました!!!

わたしが検索した本でこんなに酷評されているものって
はじめてです。

コメントを読んでも全く同感できず、
一体こんなに面白い本の何が気に入らないのかな??
なんて不思議に思ってしまいました。

確かに長いとか、繰り返しが気になるとか、
いろいろあるかもしれませんが、
そんなの古き良き小説にだってありますよね。

わたしが読んだもっとも長い小説(自慢できない)は
ロマン・ロランのジャン・クリストフだったと思いますが、
途中なんじゃこりゃ!?っていう部分が何か所もありました。
でも、そこはわたしにとってつまらなかっただけで、
歴史的、音楽史的、文学史的に価値があるのかもしれませんし、
まあ、価値があろうがなかろうが、
長い小説なんだからそういうことだってあるだろっ!
なんて、思うわけです。

作者がすべて意図してきちんと収まっている小説なんて
わたしはある意味つまらないと思うんですね。
作者の暴走とか、怠惰とか、そういうのが見え隠れしたって
全然かまわないと思うんです。
凝り固まった考えだって全然いいし、
こだわりだっていびつにでていてもいいし、

要は、その作品を読んで「よかったー!」とか
「なにか自分が変わった―!」とか思えるかどうかで。

それは人によって違うのでしょうが、
人気がある作家っていうのは、きっと多くの人にそう思わせる
何かがあるんだろうなあと思います。

小説を小説としてだけでなく、
人間の内部の象徴的な世界を、
リアルな物語としてよめるのが
村上春樹の魅力だと思っていて、
その魅力は全く失われていないなと思いました。

今回の1Q84はおとぎ話のような話で、
おとぎ話は何度でも同じテーマが現れ
何度でも同じものが繰り返され、
それが人間の心の奥の方に作用する力と
なるのではないかと思っています。

そういうレベルの「語り」において、
これだけの純愛モノを書いたというのは、
もはや作家の祈りのようなものなのかな
と、思いました。

甘っちょろいという人もいるでしょうけれど、
わたしはそうは思わなかったです。

甘っちょろいと言われようがなんだろうが
実は黙々骨太の純なもの、
何かの真髄を掘っては紡いでいる
んだなと思いました。

そういう甘っちょろいものを否定しないで
わたしも生きていきたいと思いました。

自分がこんなに夢中で読んで、満足した小説を、
他の人は、これだけ酷評できるのかと思って
なんだかさみしいような、怖いような
気もしましたが、

まあいいです。


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いまさらですが、1Q84

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最近アマゾンって、有名な人の本になればなるほど酷評が多いみたいですよね。それについて勝間和代さんがブログ書いていました。(勝間さんはそんなにフォローしていないのだけど、そのエントリーは納得!だった)http://bit.ly/c4wAR9

あと私もこの本のアマゾンレビュー読んだのだけど、酷評している人が、ノルウェーの森と比較して、ノルウェーの森のほうがよかった、とか言ってる人が多かったのが興味深かったです。そんな昔の本と比較するんだね、って。

私はノルウェーの森より、「ねじまき鳥」とかのほうが好きなので、1Q84もはまりました。4巻出るかなあ?

ゆりこ  2010/09/20 (Mon.) 04:09 edit

コメントありがとう!1Q84どんなところにはまりました?

>最近アマゾンって、有名な人の本になればなるほど酷評が多いみたいですよね。
そうかぁ。あまり有名な人の本を読んでなかったのかも。酷評を読んで衝撃だったのです。忘れてる自分も自分だけど、1Q84って社会現象になるほど売れた本だったんだよね。だから酷評の数も多くて当然か!

わたしも「ねじまき鳥」はすごいなと思った。村上作品は「世界の終わりと・・・」あたりからどんどん引き込まれていったな。その前の小説は雰囲気しか味わってなかったです。自分も若かったし。もう一回読んでみようかな。

4巻でたら読みたいけど、これで終わりもありかなぁ・・・。
こうして考えたり期待したりしているってことが
もうわたしは作家の手のひらの上の読者です。ははは。

2010/09/20 08:05

っていうか物語の世界のなかにひっぱりこまれましたね。きっと作者も物語の世界のなかに入って書いているんじゃないかな?

登場人物も、今までだったら会っても接点を持てなかっただろうというようなタイプの人も多いけど、なんだかだんだん魅力的に思えてきます。

あと、イスラエルでの授賞式のスピーチで村上春樹さんが言っていた「システム」ということにかんする物語でもあるのかなあ?なんて。

そういう意味ではやっぱりBOOK4あるかな? と、私は思っているんだけどね。

このままで終わったら、純愛物語みたいだけど、リトルピープルのことも、「声」のことも、まだまだ謎だらけだし、まだこれからなんじゃないかなあ?なんて。

ゆりこ  2010/09/21 (Tue.) 23:19 edit

確かに物語の力がすごいよね。書く人が何でも把握して作ってるというより、掘って掘って発掘していって、「これはなんだか今はわからないけれど、こういうものがあった」って書き記しているような感じもするな。うまく掘り起こせたら謎が少しずつ明らかになるのかなぁ。

2010/09/23 09:50

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